E-ディフェンス
E-ディフェンスについて
実大三次元震動破壊実験施設(愛称:E-ディフェンス)は、実大規模の建物(戸建2棟分、中層建物もそのまま)などに兵庫県南部地震クラスの地震の揺れを前後・左右・上下の三次元に直接与えることで、その揺れや損傷、崩壊の過程を詳細に検討できます。E-ディフェンスは構造物の耐震性向上に関わる研究開発と実践を促進する「究極の検証」手段です。
E-ディフェンスは、実大三次元震動破壊実験施設の愛称です。 EはEarthを表し、防災を地球規模でとらえ、住民の生命と財産を守る研究開発への期待を示し、シンボルマークは大地の割れと地震の姿、それを再現するE-ディフェンスの三次元の動きを三色で表現しています。
E-ディフェンスの主要施設
実験棟
三次元震動台の基本仕様
- 震動台の大きさ
- 20m x 15m
- 最大搭載荷重
- 12MN (1200tonf)
- 加振方向
- X, Y –Horizontal Z -Vertical
- 最大加速度
- ( X, Y –Horizontal )900cm/s2 ( Z -Vertical )1500cm/s2
- 最大速度
- ( X, Y –Horizontal ) 200cm/s ( Z -Vertical ) 70cm/s
- 最大変位
- ( X, Y –Horizontal ) ±100cm ( Z -Vertical ) ±50cm