E-ディフェンス

E-ディフェンスについて
本施設は、実際の構造物を1995年に発生した兵庫県南部地震クラスの震動を、前後・左右・上下の三次元の動きを再現させ、構造物の破壊挙動を再現することができます。E-ディフェンスは、耐震設計にかかわる研究・開発を進める上で、究極の検証手段を提供することを目指しています。
E-ディフェンスは、実大三次元震動破壊実験施設の愛称です。 EはEarthを表し、防災を地球規模でとらえ、住民の生命と財産を守る研究開発への期待を示し、シンボルマークは大地の割れと地震の姿、それを再現するE-ディフェンスの三次元の動きを三色で表現しています。

E-ディフェンスの主要施設
実験棟
三次元震動台の基本仕様
- 震動台の大きさ
- 20m x 15m
- 最大搭載荷重
- 12MN (1200tonf)
- 加振方向
- X, Y –Horizontal Z -Vertical
- 最大加速度
- ( X, Y –Horizontal )900cm/s2 ( Z -Vertical )1500cm/s2
- 最大速度
- ( X, Y –Horizontal ) 200cm/s ( Z -Vertical ) 70cm/s
- 最大変位
- ( X, Y –Horizontal ) ±100cm ( Z -Vertical ) ±50cm