研究領域 これまでの60余年にわたる研究実績を基礎として、わが国の防災に関する現今並びに将来の課題を俯瞰(ふかん)し、国立研究開発法人として国家および国民の安全安心に資する研究開発を行います。 巨大地変災害研究領域 南海トラフ地震、首都直下地震、大規模火山噴火など、わが国の国民の安全や社会経済に甚大な影響を与える災害事象を観測、予測、発信するとともに、人命を守り被害を最小化する方策を研究します。 都市空間耐災工学研究領域 建物や構造物およびそれらの集合体である都市について、地震をはじめとする激甚な災害に耐えうる社会インフラのメカニズムを科学し、人々が安全安心に暮らせる持続可能な都市空間と機能を整備実現する方策を研究します。 極端気象災害研究領域 地球規模での温暖化により頻発する極端な豪雨・洪水・土砂災害、暴風、熱波、大雪、寒波などの毎年のように発生しつつ、被害と頻度を拡大させている災害を効果的に防止・軽減するための方策を研究します。 社会防災研究領域 超高齢化、少子化、人口減少、情報の高度化とセキュリティなど、わが国が抱える社会問題を包括的に捉え、人間の生存を脅かすさまざまな災害に対する予防、応急対応、復旧・復興に有効な方策について、総合・学際・共創型で研究(Transdisciplinary Research)します。