イベント情報
サマーサイエンスキャンプ2008
みなさんの生命や財産を守るため、自然災害を監視し研究している機関があります。その名は「防災科学技術研究所」。
当研究所では、地震、火山噴火、気象・土砂、雪氷などの災害から人命を守り、災害の教訓を活かし、災害に強い社会の実現を目指すための様々な研究に 取り組んでいます。さらに、将来にわたり安心して暮らせる生活環境を築くために、地球環境の変化とそれにともなう災害の予測まで、国内外の要請に応えるべく、積極的に研究活動を展開しています。
7月28日(月曜)13時30分~30日(水曜)14時00分に開催する今回のサイエンスキャンプでは、最先端の研究に携わっている研究員の講義や楽しい実習・実験を通して、自然災害が発生するメカニズムなどを学ぶことができます。

7月28日(月曜)
- 13時30分~14時00分
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開講式/オリエンテーション
- 14時00分~14時30分
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防災科学技術研究所の紹介ビデオ
- 14時40分~15時30分
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施設見学(大型耐震、大型降雨、地震観測データ棟)
- 15時30分~17時30分
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講義・実習「災害から生きる技術」
防災力向上のための講義と災害から生きる技術としてアルミ缶と牛乳パックでご飯を炊くサバメシ(サバイバル・メシタキ)の体験をしてもらいます。 - 17時30分~19時00分
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講師等との交流会
7月29日(火曜)
- 09時00分~12時00分
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「Dr.ナダレンジャーの自然災害科学実験教室」
地盤液状化現象、固有振動、雪崩など大規模な自然災害を簡単な実験で再現します。 - 12時00分~13時00分
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昼食(ビデオ上映、「地震研究の最前線!」)
- 13時00分~14時30分
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講義・実習「災害を引き起こした地形を立体視で学ぶ」
地すべり・活断層など過去の災害に伴って形成された地形を空中写真の立体視によって判読する研究手法を追体験します。 - 14時30分~16時00分
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講義・実習「竜巻の発生原理と製作実習」
竜巻がなぜ発生するかそのメカニズムを学び、ペットボトルの中で竜巻を発生させる実習・実験を行います。 - 16時00分~17時30分
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講義・実習「火山が噴火する仕組み」
どろどろに溶けたマグマが引き起こす火山噴火の仕組みを実際の映像や実験を通して説明します。
7月30日(水曜)
- 09時00分~11時30分
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講義・実習「地震を知る技術」
手作りペットボトル地震計の製作などを通して、地震計測の様々な技術や、地震観測の最前線について学びます。 - 11時30分~12時45分
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昼食
- 12時45分~14時00分
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まとめ/閉講式
※スケジュールは変更になることがあります。
※参加申込みは、サイエンスキャンプ事務局にお願いします。詳細は、参加申込書裏面をご覧下さい。
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