イベント情報
サマーサイエンスキャンプ2010
みなさんの生命や財産を守るため、自然災害を監視し研究している機関があります。その名は「防災科学技術研究所」。当研究所では、地震、火山噴火、気象・土砂、雪氷などの災害から人命を守り、災害の教訓を活かし、災害に強い社会の実現を目指すための様々な研究に取り組んでいます。さらに、将来にわたり安心して暮らせる生活環境を築くために、地球環境の変化とそれにともなう災害の予測まで、国内外の要請に応えるべく、積極的に研究活動を展開しています。
7月26日(月曜)~28日(水曜)に開催する今回のサイエンスキャンプでは、最先端の研究に携わっている研究員の講義や楽しい実習・実験を通して、自然災害が発生するメカニズムなどを学ぶことができます。


7月26日(月曜)
- 13時30分~14時00分
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開講式/オリエンテーション
- 14時00分~14時30分
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防災科学技術研究所の紹介ビデオ
- 14時40分~15時30分
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施設見学(大型耐震、大型降雨、地震観測データ棟)
- 15時40分~17時30分
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講義・実習「災害から生きる技術」
防災力向上のための講義と災害から生きる技術として牛乳パックを燃料にし、2個のアルミ缶で一合のご飯を炊くというユニークな方法で、災害時の炊き出し体験などを行います。 - 17時40分~19時00分
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講師等との交流会
7月27日(火曜)
- 9時00分~11時00分
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講義・実習「地震を知る技術」
手作りのペットボトル地震計の製作などを通して、地震計測の様々な技術や、地震観測の最前線について学びます。 - 11時10分~12時10分
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講義・実習「土砂災害の実験教室」
土砂災害は、どのようにして起こるのかをミニチュア斜面で発生させ、そのメカニズムを学びます。 - 12時10分~13時00分
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昼食
- 13時00分~15時00分
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講義・実習「自分防災マップの作成」
自分が住んでいる地域のリスクや災害時に役立つものを見つけ、自分のための防災マップを作成する実習を行います。 - 15時10分~17時00分
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講義・実習「火山が噴火する仕組み」
どろどろに溶けたマグマが引き起こす火山噴火の仕組みを実際の映像や実験を通してわかりやすく学びます。
7月28日(水曜)
- 9時00分~10時30分
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講義・実習「竜巻の発生原理と製作実習」
竜巻がなぜ発生するのか、そのメカニズムを学び、ペットボトルの中で竜巻を発生させる実習・実験を行います。 - 10時40分~12時30分
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「Dr.ナダレンジャーの自然災害科学実験教室」
地盤液状化現象、固有振動、雪崩など大規模な自然災害現象を簡単な実験で再現します。 - 12時30分~13時30分
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昼食
- 13時30分~14時30分
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まとめ/閉講式
※スケジュールは変更になることがあります。
※問い合わせは、サイエンスキャンプ事務局にお願いします。
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