イベント情報

防災科研一般公開

自然災害を正しく学び備えよう

語り部

  • 昨年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、地震の揺れ、津波等により、およそ20,000人もの死者・行方不明者を生ずるとともに、見慣れた街並みや、家々にも多大な損失をもたらしました。 この未曾有の災害から1年がたち、被災地で起こったことが少しずつ、被災地の方々からの証言として明らかになってきました。 今からおよそ一年前の4月15日に、宮城県石巻市で津波の被害にあった小学校の一月遅れの卒業式が行われました。その小学校とは、石巻市立門脇小学校。 思い出の小学校の校舎も津波と火災で大きな被害を受けてしまいましたが、小学校の卒業生の貴重な門出の日を、無事執り行えることとなりました。 その卒業式で、生徒に卒業証書を手渡しした門脇小学校の鈴木洋子前校長。鈴木先生にとっても、校長先生として定年となる最後の門出の時でした。 防災科学技術研究所では、4月22日の一般公開のイベントとして、「東日本大震災 語り部」のコーナーを設け、門脇小学校の鈴木洋子前校長にお話を頂くこととなりました。 鈴木先生から、あの日門脇小学校で何があったのか、小学校の生徒、教職員、そして地域住民の命をどのように守ったのか、そして、被災地が今送るメッセージを、来場者の皆様と共有しましょう。

概要

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