イベント情報

防災科研一般公開

自然災害を正しく学び備えよう

大型耐震実験施設公開実験

  • 独立行政法人防災科学技術研究所(理事長: 岡田義光) は、世界最大規模の大型岩石試験機を、同研究所が所有している大型振動台を用いて構築しました。 通常、大型振動台は大型構造物の耐震性能評価に用いられていますが、その性能を再検討した結果、地震発生メカニズムを研究するための大型試験機の一部として利用できることがわかりました。 本試験機は、長さ2mと1.5mの岩石試料を40cmずらして、模擬地震を起こすことが可能であり、試料サイズ、食い違い量ともに世界最大の試験機です。 この試験機を用いて、これまであまり行われてこなかった、メートルスケールの岩石が地震時にどのように振る舞うかを模擬的に調べ、巨大地震の発生メカニズムの解明と、それによって生じる地震や津波の発生モデルの研究へ貢献していく予定です。 4/22(日)の防災科学技術研究所一般公開にあわせて、公開実験を行う予定です。巨大な岩石が地震の発生とともに地響きを立てて動いていく姿は圧巻です。

概要

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