つくば本所の見学
防災科研では、国民の皆さまに防災科学技術の理解を深めてもらい、防災リテラシー・科学リテラシーの向上に役立てていただくため、防災科学技術に係る研究開発の概要説明や先端的研究施設(※)の見学を内容とする団体見学の受け入れを行っています。 ここでは見学の申込み方法や見学内容についてご紹介します。
※体験を目的とした施設ではありませんので予めご承知おきください。
見学について
見学要項
受け入れ可能団体
原則として20名以上60名以下の団体(人数についてはご相談ください)
見学可能日
年末年始・夏季休業期間を除く平日
※研究所の行事等で見学できない日もありますので、詳細はお問合せください。
所要時間
1時間~1時間20分程度
見学申込方法
- 見学問い合わせフォームまたは電話から見学希望日時等の詳細をお知らせください。
・見学問い合わせフォーム(24時間入力可能)
・TEL: 029-863-7792(平日10:00~16:00)
予約の受付は6カ月前からとなります。
例:
10月1日見学希望の場合、4月1日から予約可能
10月2日見学希望の場合、4月2日から予約可能
※TELについては、6カ月前の日が休日の場合、翌営業日から受付します。 - 見学受入可能な場合は、メール(ご希望の方はファックスも可)で施設見学依頼書をお送りしますので、必要事項を記入してご返信ください。
※記載していただいた内容については、防災科研のプライバシーポリシーに基づき、見学対応のみに利用させていただきます。 - 国外からの見学者につきましては、メールにてお問い合わせください。
E-mail: kokusai[AT]bosai.go.jp ※[AT]を@に変換してください。
- 見学にあたっての注意事項
- 屋外を歩きますので、歩きやすい履物や天候に準じた服装でお越しください。
(日傘、雨傘、熱中症対策、防寒対策等)
また、酒気を帯びた方の見学はお断りさせていただきます。
見学内容
防災科研紹介DVDの上映
防災科研の研究施設や研究活動等についてまとめた映像を上映します。
地震ザブトン体験
地震ザブトンとは、防災科学技術研究所の強震観測網(K-NET)等で観測された実際の地震波や長周期地震動の想定地震波を再現し、揺れと同期した室内被害映像を見ながら地震動を体験できる一人乗りの地震動シミュレーターです。地震動を体験することにより、地震について正しく理解し、地震災害に備える意識向上に役立てていただくことを目的としています。
- 体験できる主な地震動
- 2011年(平成23年)東北地方太平洋沖地震(K-NET仙台など)
2004年(平成16年)新潟県中越地震(K-NET小千谷)
1995年(平成7年)兵庫県南部地震(JR鷹取駅)
長周期地震動シミュレーション 想定東海地震(新宿高層ビル30階)
先端的研究施設の見学
大型耐震実験施設
大型耐震実験施設は、1970年に筑波研究学園都市施設第一号として開設され、世界で二番目の大きさの振動台(14.5m×15m)を用いて加震実験を行うことができる施設です。現在は振動台の運用を一時停止していますが、振動台の上にある巨大岩石摩擦試験機を施設の外から見学できます。-
振動台に設置された五重塔の模型
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振動台に設置された大型の建築構造物モデル
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巨大岩石摩擦試験機
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巨大岩石摩擦試験機模式図
大型降雨実験施設
大型降雨実験施設は、毎時15mm~300mmの雨を降らせることができる世界最大級の施設です。山崩れや土石流、洪水災害などに関する実験を行っています。民間企業や大学等と共同で実験を行うこともあります。※降雨は体験できません。
(諸事情により、実験施設内へ入場せず外観の見学となる場合があります。)
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大型降雨実験施設の内観
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大型降雨実験施設の外観
その他
ご希望により、以下の内容を加えることが可能です。担当者の都合がありますので早めにご相談ください。
・自然災害情報室(資料室)の見学
※見学内容の順番は前後することがございます。