【開催報告】一般公開2025
開催日時:2025年4月19日(土)10時~16時
来場者数:約2,000名

開催報告
2025年4月19日(土)、防災科学技術研究所では、研究や活動を楽しく学び、身近に感じていただくことを目的に「一般公開2025」をつくば本所で開催しました。
当日は「豪雨の中を歩いてみよう」「火山の噴火実験を見てみよう」「地震ザブトンで揺れを体験してみよう!」など、子どもから大人まで楽しめる体験型イベントをふくむ全20のプログラムを実施。また、今年は初めて「防災科研で働くって、どんなこと?」と題し、研究者や職員による屋外講演も開催。研究者からは「防災科研の研究者になるには?」、事務職員からは研究所を支える仕事についてのお話を、多くの方に聞いていただきました。
当日は幅広い年齢層の方々、約2,000名にご来場いただき、アンケートでは「楽しかったです」「また参加したい」「勉強になった」など、多くの嬉しい声が寄せられました。
一般公開2025の概要はこちらをご覧ください。
来場者アンケート結果

来場者の年代の割合は10歳以下29.9%、40代22.3%、10代17.8%、30代11.4%、50代9.9%、20代3.6%、60代3.1%、70代以上1.6%でした。たくさんのご家族連れにご来場いただきました。

来場者がどちらから来られたかは、つくば市が51.2%、つくば市以外の茨城県内が29.2%、茨城県外が19.3%でした。来場方法は車が80.5%、公共交通機関が13.7%、自転車が3.3%、徒歩が2.1%でした。昨年よりつくば市外、茨城県外からの来場者が増加しました。来場方法は車での来場が過半数となりましたが、右折入庫禁止の告知や警備員による誘導を行い大きな混雑や渋滞は発生しませんでした。
また一般公開へは初めての参加者が63.3%で、2回目以上の参加が35.4%となり、昨年よりリピーターの参加者が増加しました。
ご意見まとめ
来場いただいた皆さまからは、たくさんのうれしいご感想をいただきました。中でも多かったのは「楽しかった!」「また来たい!」「勉強になった」といった声で、子どもから大人まで幅広い年代の方々に楽しんでいただけたことが伝わってきました。
特に「豪雨体験」は大人気で、「何度も体験した」「本物の雨みたいで驚いた」「大雨の怖さがよく分かった」といった声が多数寄せられました。また、「クイズラリー」は子どもからの人気が高く、「子どもが楽しんだ」「ちょうど良い難しさだった」との声をいただきました。
「地震ザブトン」ではリアルな地震体験が印象に残ったという声が多数あり「火山の噴火実験」「川の流れの観察」は学びが多く、研究員の解説のわかりやすかったとの声をいただきました。
今年初めて実施した「防災科研で働くって、どんなこと?」では、研究者や職員との対話を通じて、防災科研の仕事や研究への理解を深めていただけたようです。「普段聞けない話が聞けてよかった」「研究が身近に感じられた」との声が多く寄せられました。
そのほかにも、「スタッフの対応が丁寧だった」「会場が回りやすかった」「家族で防災について話すきっかけになった」など、運営面や雰囲気に関する前向きなご意見も多くいただいています。
一方で、「食堂のメニューが少なかった」「傘の貸し出しがあるとよかった」など、今後の運営に向けた貴重なご意見もありました。皆さまからの声をもとに、よりよいイベントづくりにいかしてまいります。
たくさんのご来場とご協力、誠にありがとうございました。