お知らせ
第2回アジア科学技術フォーラム
フォーラムの概要
- 日時
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9月8日(金曜)
- 場所
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東京コンファレンスセンター・品川
1.フォーラム開催の趣旨
アジアが抱える環境・エネルギー問題や感染症対策、自然災害対策等の地域共通の課題に対して、アジアの一員である我が国が、科学技術面から、アジア諸国等と連携・協働して積極的に対処することは、我が国のみならずアジア諸国等の持続的成長、安定のために必要不可欠である。 本フォーラムは、このような観点から、
- アジアが抱える様々な地域共通の社会的課題(アジアンプロブレム)の科学技術による解決
- アジアの躍進を将来ともに支える域内の科学技術レベルの向上(サイエンス・パワー・アジアの形成)
の目標を達成すべく、対応すべき課題と対応策を明らかにする。
2.第3分科会:「自然災害対策」について
テーマ名:自然災害と社会、開発、そして科学技術 -アジアにおけるパートナーシップの構築-
本分科会では、自然災害を単なる科学技術の問題に留めることなく、主としてアジア地域を対象にして、「災害の認識」、「災害と社会」および「災害と科学」の3つの側面からより広く捉え、先進国と発展途上国というステレオタイプな図式にとらわれず、両者が共通に抱える課題を明らかにしたい。本分科会では特に「科学技術」に重点を置き具体的な検討を行うことにより、日本がアジア諸国の一員として、この問題にどう取り組み、真のパートナーシップをどう築いて行くべきかを探りたい。
- アジアにおける自然災害軽減に対する取り組みの現状(1、2年目) ※今回は2年目
3つの側面から現状と問題点について議論を行い、相互認識と問題点の明確化を図る。
「災害の認識」:自然、環境、文明および歴史的視点
「災害と社会」:政治、経済、援助および国際協力的視点
「災害と科学」:科学技術、情報、医療、教育的視点 - アジアにおける自然災害軽減に向けた枠組み提案(3年目)
これまでの議論を踏まえ、特に科学技術を活かした自然災害軽減に向けた枠組みおよび具体的方策を議論し、提示することを目指す。
3.第3分科会参加予定者
- 片山恒雄 氏(座長:東京電機大学 特別客員教授)
- 亀田弘行 氏(京都大学名誉教授、防災科学技術研究所客員研究員)
- Tsakhia Elbegdorj 氏(モンゴル国首相を2回歴任、モンゴル民主党代表)
- 高玉成 氏((中国国家災害軽減センター、民生部救災救済局救災処長)
- Tissa Vitarana氏 (スリランカ科学技術大臣)
- クスマヤント大臣(Kusumayanto Kadiman 氏)代理(インドネシア研究技術省局長)
- Bayani Fernando氏/バヤニ・フェルナンド氏 (フィリピン・マニラ首都圏開発庁長((MMDA))