お知らせ
片山恒雄元理事長が第17回世界地震工学会(17WCEE)で特別講演
片山恒雄元理事長(現 東京大学名誉教授)が2021年9月27日から10月2日まで宮城県仙台市の仙台国際センターで開催された第17回世界地震工学会議(17WCEE)において “The Masters at the 17WCEE “ の一人として、9月28日に特別講演を行いました。
このWCEEは、国際地震工学会:IAEE(International Association for Earthquake Engineering)が主催する地震工学分野で最大規模の国際会議で、1956年から4年に1度、世界各地で開催されています。
17WCEEは、昨年(2020年)仙台市で開催する予定でしたが、COVID-19の影響により1年延期となり、今年、オンラインと会場でのハイブリッド開催となりました。
The Mastersは、片山元理事長の他にL. Esteva教授(メキシコ)、J. O. Jirsa教授(米国)、T. P. Tassios教授(ギリシャ)、の4名です。
片山元理事長は、講演の中で、初めて参加したニュージーランドでの第3回WCEE(1965)や東京・京都で開催した第9回WCEE(1988)の思い出、長く務めたIAEE事務局長や会長職時代に苦労したことを述べました。また、防災科研における強震観測網の設置、実大三次元震動破壊実験施設の導入等についても紹介しました。

左からL.Esteva教授(メキシコ)、J.O.Jirsa教授(米国)、T.P.Tassios教授(ギリシャ)、片山恒雄教授(日本)
17WCEE 1st Circularより
17WCEE 1st Circularより