研究開発課題「風水害防災情報支援システムの開発」
に係る事前評価結果について
2001年09月13日
企画部研究企画チーム
1.はじめに
防災科学技術研究所は、平成9年8月7日に内閣総理大臣が決定した「国の研究開発全般に共通する評価の実施方法の在り方についての大綱的指 針」に基づき、同年12月17日に「防災科学技術研究所における研究開発等評価実施要領」を策定し、独立行政法人後においても研究開発課題等の評価は、本要領に沿って行うこととした。
本要領においては、新たに重点的資金により実施すべき研究開発課題を選定する場合は、原則としてあらかじめ外部の専門家等による事前評価を実施することとされている。
平成14年度概算要求を行うにあたっては、1課題を対象することとした。
2.評価目的
- 研究開発の方向性・目的・目標等の決定及び着手すべき課題の決定
- 研究開発計画・研究開発手法の妥当性
- 研究資金・人材等の研究開発資源の配分の決定
- 期待される成果・波及効果の予測
の判断に資する。
3.評価方法
研究開発課題外部評価委員会を設置・開催し、研究責任者から新規研究開発課題の計画等の説明を受け、質疑応答・議論を踏まえたのち委員長は全体をとりまとめ、報告書を理事長に提出する。
4.対象課題の概要
評価対象である特別研究「風水害防災情報支援システムの開発」は、地形、土地利用、排水条件、地域の災害ポテンシャル等の防災環境及び有事の災害危険度情報を住民や防災担当者に分かり易い形で提供すると共に、災害体験、ヒヤリハット体験、応急防災対策経験等を広く一般に共有するシステムを構築 し、ソフト的な防災力の強化を図る。(別紙1参照)
本研究課題の計画年度は、平成14年度~平成17年度の4ヶ年を予定している。