参画機関

京都大学防災研究所

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京都大学防災研究所は1951年の創設以来、地震、火山噴火、台風、豪雨、洪水、高潮、津波、地すべり等、多種多様な自然災害に対して、自然科学から人文・社会科学にわたる災害学理の追究と、防災学の構築に関する総合的研究・教育に取り組んでいます。世界有数の防災研究拠点として、また「自然災害に関する総合防災学の共同利用・共同研究拠点」として、防災学の構築と発展に寄与してきました。特に(1)防災研究ネットワークの構築による共同研究の推進、(2)自然災害研究協議会と連携した突発災害調査研究の機動的推進、(3)大型実験設備や観測施設の維持管理・更新と実験・観測データ等の積極的活用、に力を入れて、研究・教育活動に取り組んでいます。

そして、災害には国境はないことから、国際共同研究を重視しています。国内外200以上の防災・減災研究機関で作るネットワーク「世界防災研究所連合」(GADRI)では発足以来事務局を務めています。また、2015年から日ASEAN科学技術イノベーション共同研究拠点(JASTIP)の防災分野を担当し、ASEAN各国と洪水、土砂、気象、地震、火山などの自然災害に関する国際共同研究、人材育成を行っています。地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)では、アラル海地域における水利用効率と塩害の制御に向けた気候にレジリエントな革新的技術開発、沿岸でのレジリエント社会構築のための新しい持続性システムを実施しています。

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当研究所が事務局となって開催した世界防災研究所連合第5回グローバルサミット
(2021年8月31日~9月1日開催)

  • 京都大学防災研究所 〒611-0011京都府宇治市五ケ庄 京都大学宇治キャンパス
  • https://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/