道路雪氷【2.道路雪氷災害から身を守る】
- 冬期道路での交通障害と向き合う
- 道路確保優先から人命優先を考えた対策へ
- 道路利用者も自分の安全を考えた行動を!
冬期道路を安全に走行するために
- 図1のような視程障害による道路交通の乱れはよく起こります。冬期道路の安全確保のため、道路交通の確保の考え方は「できるだけ通行止めにしないこと」から「人命を優先に車両滞留を回避すること」へと変わってきています。
- そのための取り組みとして
・タイムラインの作成し、様々な機関がいつどのように連携をするか
・対策施設の安全点検(例えば、図2のような施設点検)
・安全な道路の確保(例えば、図3のような斜面積雪の除去作業)
・様々な雪氷災害の予測精度向上とその情報発信方法の検討
・大雪時の出控え要請や通行止め情報などの発信
・除雪体制の強化や人材育成・GPSを使った効率的な除雪方法の研究
・立ち往生発生時に迅速に対応するための体制づくりや滞留車両への物資の供給などの強化が進められています - 道路を利用する我々もまた、気象情報を常に収集し、大雪時には不要不急の外出を控え、出かける際には、冬タイヤ装着やチェーンの備え、動けなくなった場合のスコップや食料や防寒着などの対策も必要です。