防災科研コラム 防災科研の様々な取り組みの中でも、地域や人々の生活に密着した身近なものを中心に取り上げて紹介しています。また、防災科研のスタッフが他のメディアに寄稿したコラムについても随時紹介します。 特集 令和元年度成果発表会 特別対談 避難 〜災害を乗り越えるための行動をどう促していくか〜 2020年2月13日に開催された、令和元年度成果発表会の第3部では「避難〜災害を乗り越えるための行動をどう促していくか」をメインテーマに、特別ゲストコメンテーターとしてお迎えした池上彰氏と林春男理事長の対談が行われました。 雪国の情報革命 〜雪おろシグナル~ 屋根雪事故の軽減にむけた積雪重量分布情報の発信 毎年多数の犠牲者を出す屋根雪処理中の事故を軽減するため、屋根雪おろしの判断材料に用いる「雪おろシグナル」を開発した。地理院地図上に積雪重量の分布を表示する雪おろシグナルは、昨冬に新潟県を対象に公開を開始して以降、ひと冬で56,000以上のアクセスを記録した。今冬は山形県及び富山県で公開を開始し、今後も順次拡大を進める。 局所発生する積乱雲を30秒で立体観測 豪雨予測1時間先まで、2020オリ・パラ活用も 国土交通省が実用化している高性能レーダ雨量計ネットワーク「XRAIN」に加えて、さらに高性能な気象レーダ「MP-PAWR」の開発・利用により、ゲリラ豪雨を早期に検知・予測し、自治体、民間企業、市民に配信することで、迅速な防災・減災対応を促す。2017年末に完成したMP-PAWRによる観測・予測情報は、2020年オリンピック・パラリンピックにも活用が期待されている。 火山と上手に暮らす口永良部島 合言葉は「いつ起きても大丈夫!」