お知らせ
上田啓瑚特別研究員と白石悠広特別研究員が筑波大学協働大学院方式により学位を取得しました
社会防災研究領域防災情報研究部門の上田啓瑚特別研究員と白石悠広特別研究員が、筑波大学協働大学院方式により学位を取得しました。
本制度においては、臼田裕一郎研究領域長が教授(協働大学院)として、両研究員の学位取得に向けて指導するとともに、論文審査の主査を務めました。
また、白石悠広特別研究員は学位取得に加え、筑波大学理工情報生命学術院システム情報工学研究群の研究群長表彰を受賞しました。
研究群長表彰は在学中、研究や課外活動で特に優れた成果を修めた学生に贈られるものです。
コメント
- 上田啓瑚特別研究員
-
この度、皆様の多大なるご支援を賜り、無事に学位を取得する運びとなりました。これまでの研究活動を支えてくださった多くの方々に、深く感謝申し上げます。
本研究を完遂できましたのは、協働大学院の指導教員であられる臼田裕一郎研究領域長の粘り強いご指導と温かいご助言の賜物です。また、筑波大学との協働大学院方式を通じて、防災科研での災害対応の最前線や地域での実務と研究を往還し、多くの実践的な知見を得られたことが、本学位の取得に大きく結実いたしました。多大なるご協力をいただいた研究協力者の皆様、ならびに研究所の皆様に、心より厚く御礼申し上げます。
今後は、本研究を通じて培った「災害リスクを踏まえた防災教育」および「実践知の共有」に関する学術的知見の社会実装を推進し、次世代の災害レジリエンス向上に真に貢献しうる研究開発に邁進する所存です。引き続き、変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 - 白石悠広特別研究員
-
この度、筑波大学大学院理工情報生命学術院システム情報工学研究群リスク・レジリエンス工学学位プログラム(博士後期課程)を修了し、博士(工学)の学位を授与されました。主査としてご指導いただいた臼田裕一郎先生をはじめ、審査にあたってくださった先生方、そして日頃より研究活動を支えてくださった防災科研の皆様に、心より御礼申し上げます。
在学中は、地震発生直後に建物被害の全体像を迅速に把握するための技術について研究を進めてまいりました。具体的には、走行車両のドライブレコーダー映像など身近に得られる画像から建物被害を自動的に判定・地図化する手法を開発し、令和6年能登半島地震の被災地データを用いてその有効性を検証しました。協働大学院方式のもと、防災科研で災害対応の最前線に身を置きながら研究を進められたことで、「発災直後に本当に必要とされる情報は何か」という問いを常に意識し、現場に根ざした研究に取り組むことができました。
研究群長表彰という身に余る評価をいただいたことを大きな励みとし、今後は本研究で得られた成果をさらに発展させ、災害対応の現場で実際に役立つ技術として社会実装していけるよう、一層精進してまいります。引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
