報道発表
大型降雨実験施設公開(豪雨体験)について
平成30年7月27日
国立研究開発法人 防災科学技術研究所
お知らせ
国立研究開発法人防災科学技術研究所(理事長:林春男)は、8月7日(火)に「つくばちびっ子博士 2018」の一環として大型降雨実験施設を公開します。
つくば本所大型降雨実験施設は、近年発生件数が増えているゲリラ豪雨を再現することが可能な施設です。また、ゲリラ豪雨の特徴である短時間での強い降雨(300㎜/時間)と雨滴の大きさ(6㎜程度)を体験することもできます。
平成30年7月豪雨では、広い範囲で甚大な災害が発生しました。今回の公開では、豪雨時の舗装された道路上での豪雨(300㎜/時間)を体験頂き、身近な場所で起こる豪雨の怖さを実感し、防災に役立てて頂ければと考えております。 なお、参加を希望される方は、雨具(傘、長靴、カッパなど)のご準備をお願い致します。
- 1.日時
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平成30年8月7日(火)
13:00 受付開始
13:30 公開開始
15:00 公開終了
(公開終了後希望があればプレス専用の撮影時間を設けます。) - 2.場所
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茨城県つくば市天王台 3-1
防災科学技術研究所 大型降雨実験施設 - 3.対象
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一般の皆様(13:00~15:00)、報道機関
- 4.本件配布先
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文部科学記者会、科学記者会、筑波研究学園都市記者会気象庁記者クラブ
1.大型降雨実験施設
今回公開を行う大型降雨実験施設は、豪雨を原因とする自然災害の防止・軽減を目的として昭和49年に運用を開始しました。自然の降雨状態を再現する降雨装置としては世界最大級の規模です。この大型降雨実験施設を利用して、大型模型斜面を用いた土砂災害軽減研究、土壌浸食に関する研究、降雨中のレーザーレーダの減衰機構の研究など、基礎から応用研究までを幅広く進めてまいりました。
施設は、5つの実験区画と移動降雨装置、ポンプ制御棟、貯水槽から構成されています。昨年度改修工事を行い、現在は、散水面積 44m×72m、降雨強度は 1時間に15~300mm、雨滴粒径 0.1~6mm、雨滴落下高16m という規模・能力となっております。

2.過去の豪雨体験の様子


3.公開日時
平成30年8月7日(火)
13:00 受付開始:入場者は、貸出ヘルメット着用のこと
13:30 公開開始
13:30、14:00、14:30 から各15分間 300mm/時間の雨を降らせる予定
15:00 公開終了
(公開終了後、希望があればプレス専用の撮影時間を設けます。300mm/時間を降雨する計画です。また、15:00までの公開はつくばちびっ子博士2018の一環として実施するものです。)
4.場所
〒305-0006
茨城県つくば市天王台 3-1
防災科学技術研究所 大型降雨実験施設

5.当日の駐車場・受付場所のご案内
大型降雨実験施設の前にプレス専用駐車場がございます。

守衛所で入構証を受け取ってください。
トイレはアウトリーチ棟をご利用下さい。公開施設と離れているのでご注意下さい。
6.参加登録(プレスの方のみ必要)
参加を希望されるプレスの方は、メール若しくはFAXにより平成30年8月3日(金)までに参加登録をお願い致します。
- 申し込み
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メール:toiawase[AT]bosai.go.jp
※[AT]を@に変換してください
FAX:029-863-7699
- 問い合わせ
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国立研究開発法人防災科学技術研究所
笹嶋・菊地
029-863-7798
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