報道発表
レジリエントな社会の実現に向けた総合知の国際的学術研究拠点の形成に向け「連携及び協力の基本協定」を締結
2022年3月9日
国立研究開発法人防災科学技術研究所
国立大学法人東北大学
国立研究開発法人防災科学技術研究所(理事長:林 春男)と国立大学法人東北大学(総長:大野 英男)は、防災に係る開かれた研究及び教育の拠点構築を通じて、国難級災害を乗り越えるレジリエントな社会の実現に資する知の創出と多様な価値創造を図ることを目的として、連携及び協力の推進に関する基本協定を締結しましたので、お知らせ致します。
1.概要(詳細は別紙資料)
国立研究開発法人防災科学技術研究所と国立大学法人東北大学は、国際社会、国民、地域及び社会のニーズなどを踏まえ、相互に協力可能な全ての分野において、これまでの両機関間の連携及び協力で得た蓄積(※)を生かし、それぞれの研究、教育及び人材育成などの具体的な連携及び協力を互恵の精神に基づき効果的に実施します。具体的には、両機関の強みを生かした「総合知」による「国際的学際研究拠点」を形成し、複雑化する災害に対して、的確な予測、被害の最小化、復旧の早期化、より良い復興を目指した「レジリエンス」を向上させる研究、社会実装とこれを担う人材育成を進めていきます。
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※これまで両機関で締結した連携及び協力に関する協定(今後も継続)
「国立大学法人東北大学大学院博士課程の教育研究への協力に関する協定書」(防災科学技術研究所・東北大学大学院理学研究科、平成16年4月1日締結)
「国立研究開発法人防災科学技術研究所と東北大学災害科学国際研究所の連携と協力に関する協定」(防災科学技術研究所・東北大学災害科学国際研究所、平成29年2月1日締結)
2.連携及び協力事項
(1)共同研究等の研究協力、(2)研究交流及び人材交流、(3)教育及び人材育成、(4)研究施設及び設備の利用、(5)産学官連携の推進 等
両機関で「連携推進協議会」を設置し、具体的な方針等を協議のうえで決定します。
3.締結名義
国立研究開発法人防災科学技術研究所 理事長 林春男
国立大学法人東北大学 総長 大野英男
別紙:防災科学技術研究所と東北大学の連携・協力

協定締結式の様子
