研究開発課題「地震防災及び火山防災分野」
に係る中間評価結果について
2000年03月31日
1.はじめに
防災科学技術研究所は、平成9年8月7日に内閣総理大臣が決定した「国の研究開発全般に共通する評価の実施方法の在り 方についての大綱的指針」に基づき、同年12月17日に「防災科学技術研究所における研究開発等実施要領」を策定し、今後の研究開発課題等の評価を本要領に沿って行うこととした。
本要領においては、重点的資金による研究開発課題については、5年を越えない期間毎に節目を設け、節目毎に評価を実施することとされている。
平成11年度においては、重点的資金による研究開発課題のうち、研究開発期間が5年以上に亘る地震防災分野の4課題と火山防災分野の1課題について、中間評価を実施することとした。
2.対象課題の概要(クリックしてください)
3.評価目的・内容等
- 研究開発の節目における目的の達成度の把握
- 研究開発の目的・目標等の見直し
- 研究開発の進め方の見直し(継続、変更、中止等の決定を含む)
- 研究資金・人材等の研究開発資源の再配分の決定
等の判断に資する事項
4.評価方法
研究開発期間が10年以上の極めて長期に亘り、かつ社会的関心が高いと判断される本課題については、国内の外部専門家のみならず外部有識者及び外国人研究 者を含めた研究開発課題外部評価委員会を設置・開催した。委員会では、研究責任者からの研究内容等の説明後、質疑応答・議論を踏まえた委員長による評価結 果がとりまとめられ、評価報告書が提出された。
5.評価結果(クリックしてください)
6.外部評価委員
氏名 | 所属 | |
---|---|---|
委員長 | 島崎邦彦 | 東京大学地震研究所教授 |
委員 | 安藤雅孝 | 京都大学防災研究所教授 |
委員 | 田村和子 | ジャーナリスト、前(社)共同通信社論説副委員長 |
委員 | 平原和朗 | 名古屋大学大学院 理学研究科教授 |
委員 | ブライアン・ケネット | オーストラリア大学教授/国際地震学・地球物理学協会会長 |
委員 | クリス・ニューホール | 米国地質調査所研究科学者/ワシントン大学火山システムセンター客員教授 |
(順不同、敬称略)
7.委員会プログラム
- 日時
- 平成12年2月14日(月曜)10時00分~15日(火曜)15時25分
- 場所
- 防災科研 セミナー室
第1日目
(午前)10時00分~12時30分
- 防災科の概要と独法化について
- 評価の考え方と委員会スケジュール(案)について
- 委員内部検討
- 地殻活動解析システム室、火山観測システム室の視察
(午後)13時30分~18時30分
- 評価対象課題について
- 首都圏南部における地震活動に関する研究について
- 関東・東海における地殻活動に関する研究について
- 地震発生機構に関する研究について
- 広帯域システム室の視察
(夜)19時00分~21時00分
- 懇談会(筑波第一ホテル)
第2日目
(午前)9時00分~12時10分
- 地震素過程と地球内部構造の解明に関する総合的研究について
- 火山噴火予知に関する研究について
- 委員内部検討
- 平原委員の講評
(午後)13時00分~15時25分
- 委員内部検討
- 各委員の講評