大雪対応サプライチェーンマネジメントシステム開発プロジェクト

企業BCP や交通・物流分野の防災課題解決と性能評価・標準化

小売業や物流業界にとって、交通障害をもたらす大雪は大きな損害が生じる自然災害である。特に、首都圏では、積雪深の観測所が少なく、正確な積雪深の分布を把握することが困難だ。
そこで、コンビニエンスストアに積雪センサーを設置し、観測網の充実をはかり、積雪分布を推定することで、コンビニエンスストアの災害時の機能維持を図る取り組みを試験的に実施した。 

災害対策基本法におけるコンビニエンスストアの位置付け

IoT センサー開発と実証実験

大雪対応サプライチェーンマネジメントシステムの開発の概要
図1 大雪対応サプライチェーンマネジメントシステムの開発の概要
新たに生成した積雪分布情報
図2 新たに生成した積雪分布情報

新たに生成した積雪深分布情報

2019年2月9日の積雪分布事例
図3 2019年2月9日の積雪分布事例
(左:気象庁メソ気象モデルのみ、a 右:セブン- イレブンに設置したセンサーの値を追加)

大型実験施設の性能評価・標準化につながる取り組み

(左)気象災害軽減イノベーションセンター
センター長補佐・研究推進室長
中村 一樹(なかむら・かずき)
2013年防災科学技術研究所入所。雪氷防災研究センターで、雪氷災害の軽減につながる研究を実施。2016年より現職。同年の気象災害軽減イノベーションセンターの設置に携わり、気象災害軽減コンソーシアムなど、新しい仕組みをスタートさせる。雪氷防災研究部門主任研究員。
(右)気象災害軽減イノベーションセンター 外来研究員
阿部 直樹(あべ・なおき)
株式会社パスコ所属。携帯型斜め写真撮影システム(PALS)ならびに、災害時の航空機による情報収集とその集約手法の開発に従事。2016年より現センターへ出向。IoT積雪センサーの開発に携わり、大雪対応サプライチェーンマネジメントシステム開発プロジェクトを担当する。
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