IoTを活用した地域防災システム開発プロジェクト

「地産地防」 —地域の産業で地域の防災を実現する

IoTを活用した地域防災システム開発プロジェクトでは、気象災害軽減イノベーションセンターのサテライトとして新潟県長岡市、山梨県、熊本県の3地区をモデル地区に設定し、いろいろなセンサーが通信で結ばれ、大量のデータ取得を可能とするIoTを活用して「地産地防」に結び付ける取り組みを進めてきた。本プロジェクトの活動をリードしてきた新潟県長岡市での取り組みは別項に譲り、ここでは、山梨県と熊本県での取り組みを紹介する。「地産地防」とは、地域の産業で地域の防災を進めるという意味の造語で、本プロジェクトの基本理念となっている。 

山梨サテライトでは

熊本サテライトでは

図 熊本サテライトで取り組んでいる土砂災害警戒避難システムの概要

IoTを活用した地域防災システム開発プロジェクトの発展

(右)気象災害軽減イノベーションセンター 副センター長
上石 勲(かみいし・いさお)
1959年新潟県上越市出身。1984年富山大学大学院修了。2001年新潟大学大学院(社会人入学)Ph.D. 博士(学術)。専門は雪氷学。2013年より現職。雪氷防災研究センター長。雪氷防災研究センター 部門長。雪氷防災研究センター 総括主任研究員。首都圏レジリエンス研究センター 副センター長。
(左)気象災害軽減イノベーションセンター 特別研究員
木村 誇(きむら・たかし)
1981年大阪府寝屋川市出身。2012年北海道大学大学院農学院博士後期課程。単位取得退学。博士(農学)。専門は砂防学。2016年より現職。水・土砂防災研究部門 特別研究員。
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